PR
LINE はダレでも気軽にメッセージのやり取りができるツールです。
LINE の最大の特徴でもある「 既読 」の機能が、思わぬ弊害を作っているケースが、最近学生さんたちの間で広がっているそうです。
それが『 既読疲れ 』という問題です。
既読がついたのに、友だちに返信をしないのはバツが悪い……。
そんな理由から、友だちのメッセージにすぐに返信してしまい、メッセージのやり取りが終わらない、ということから名づけなれた『 既読疲れ 』の問題とはなんなのでしょうか ?
「 返信は義務だと思う 」学生たちの間違った気遣い
高校生だけでなく、大学生の間でも LINE による既読疲れが問題になっています。
そんな彼らの共通点として、既読をしたら必ず返信しなければならないという、間違った義務感があるようです。
相手からのメッセージに対して『 既読 』と表記させてしまったら、返信をしないのは悪いというイメージがお互いにあるため、いっこうにメッセージのやり取りが終わらず既読疲れを招いてしまうのです。
返信しないという選択肢よりも、返信しなかったことで、相手に悪い印象を与えてしまうという間違った気遣いが、原因のようです。
また、最近の若者に共通して言える『 ハブかれることの恐怖 』から、ついつい無理をしてまでも LINE でのメッセージを続けてしまうということが言えるようです。
LINE の使用率も関係ある ? 『 既読疲れ 』を産みやすい環境とは
最近のアンケートでは、学生の 90 パーセント以上もの方が LINE を使ったことがあるそうです。
これだけたくさんの学生が LINE を使っているのに、 LINE を使わないという選択肢はとても難しいと言えるでしょう。
それに、 LINE を使わない人は少数派になってしまうワケですから、 LINE を使わないだけでイジメのターゲットになってしまうこともあるそうです。
さらに、その中でも「 既読をしたら、返信をしなければイケナイ 」と義務感を感じている学生が、そのアンケートでは 80 パーセントもいたのだとか。
学生さんにとって、 LINE は便利なツールでもあり、やっかいなツールでもあるようです。
問題化する『 既読疲れ 』解決策はあるのか ?
現状では、学生さんの既読疲れに対しての解決策はひとつしかありません。
それは『 既読をつけないこと 』です。
「 メッセージアプリの意味ないじゃん ! 」と思われる方もいるかもしれませんが、既読をつけてしまうからこそ、こういったトラブルを招いてしまうのです。
最近では「 既読にしないでトークを読む方法 」が話題にあがることもあるぐらい、既読に関してデリケートになっている方は少なくありません !
せめて、クラスの中や、限られたメンバーで LINE のやり取りをするときには、既読にならなくっても気にしない空気を作るようにすると『 既読疲れ 』を防ぐことができるようになるかも…… ?
この記事を書いたライター テラ別府 |