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昔は連絡を取るというとメールが一般的でしたが、今は業務連絡でさえもLINEになっています。基本的に連絡を取るといったときには誰もがLINEを想定して話をする時代になったからこそ、気になる相手がいればそのLINEでの印象というものを意識していく必要があります。
文字のみでやり取りするからこそ、LINEの文章から与える印象というものを考えていきましょう。ここでは、LINEでの印象をアップさせるためのポイントを3つご紹介していきたいと思います。
目次
<ポイント1>長すぎる文章は避ける
突然、熱弁を振るってはいけない
まず、LINEで長すぎる文章はやめておきましょう。LINEを使っている方であれば、相手から長文が届いたときのプレッシャーというのはよくおわかりでしょう。長すぎる文章というのは、それだけで重たい印象を与えてしまいます。
例えば、「スポーツ好きなんだよね。世界陸上とか見ちゃう。」「わかる。世界陸上っていいよね。特に、トラック競技がいい。無駄のない引き締まった体なのに、しっかりと筋肉の存在が感じられる。マッチョでもないし、細マッチョって感じでもない。理想的な体。ああいう体で競ってると思うと、本当にそれだけで興奮するし、世界陸上ってありがたい。織田裕二が毎回興奮する気持ちめちゃくちゃわかる。」といった感じで、1投げたら10も20も返ってくるようなやりとりというのはそれだけで引かれてしまいます。
ちょっと言ってみただけだったのに熱弁を振るわれると、「お、おう・・・」という感じになってしまいますし、そこまでの熱意がなくて申し訳ないという気持ちも出てきてしまうかもしれません。どんなに伝えたいことがあっても、一方的に長文を送るというのは避けておきたいものです。
LINEはリズム感を楽しむもの
特に、LINEというのはチャットのようにリズム感を楽しむものでもあります。長文を送ってしまうとリズム感も何もないので、やりとりそのものに対して楽しいと思ってもらえなくなります。一方的に長文で語るのもいただけませんが、長文で質問攻めにするのはもっといけません。
気になる相手だからこそ聞きたいことも山ほどあるでしょうが、だからといって質問攻めにしてしまうとまるで尋問されているかのような気分にさせてしまいます。下手したら「個人情報を悪用される・・・?」と疑われてしまうかもしれません。気を付けましょう。
<ポイント2>誤字脱字をなくす
相手への気持ちがすっと冷めてしまう誤字脱字
基本的なことなのに、「LINEだし」とついつい流してしまうのが誤字脱字です。実は、この誤字脱字というのは思っている以上に印象を悪くしてしまいます。まず、誤字脱字によって「言葉を知らない」と思われてしまう可能性があります。そこから「この人頭悪いんじゃ・・・」と思われると、大打撃です。
誤字脱字というのは些細なことではあるものの、それで相手への気持ちがすっと冷めてしまうこともあります。身近な落とし穴といえるでしょう。また、誤字脱字によって伝えたかった内容とはまったくの別の意味で伝わってしまうこともあります。悪気がなくとも相手の機嫌を損ねてしまえば、そこからのイメージの回復というのは難しいでしょう。
送信する前に誤字脱字がないかチェックしよう
誤字脱字にもっと敏感になるべきですし、送信する前におかしなところがないかチェックしておきたいものです。誤字脱字というのは面白いもの、ネタになるものと思われがちですが、それひとつで人間関係にヒビが入ることもありますのでもっと真剣に考えておきたいものです。
<ポイント3>口調や絵文字、スタンプなどは相手に合わせる
人によって口調や絵文字、スタンプの使い方が異なる
これはメールの時代でもそうだったのですが、人それぞれ文面に特徴があります。誰に対してもですます調の方もいれば、小文字を多用する方もいますし、絵文字をモリモリ使う方もいます。LINEでも同じで、口調や絵文字、スタンプなどは人によって異なります。難しいかもしれませんが、印象アップのためにも相手に合わせるようにしましょう。
ミラーリング効果はLINEでも発揮される
もちろん、自分のスタイルを貫くというのも悪いことではありません。しかしながら、自分と似たような感じを受ける相手のほうが親近感を抱きますし、そのほうがすぐに距離を縮められるのです。
例えば、相手が「こういうことがあって笑っちゃいますよね。」と送ってきたのに対して「うはwwwこれはひどいwwwワロスwww」なんて返してしまうと、もはや別次元の人間同士が会話をしているような感じになってしまいます。
逆に相手に言葉遣い、絵文字、スタンプ、テンポなどを合わせると、相手はあなたに対して親近感が湧きます。心理学でいう「ミラーリング効果」が発揮されるのです。
<ミラーリング効果とは>
- 心理学で使われる言葉で、「同調効果」といわれる。
- 親密な関係では相手と同じ動作をすることが多く、好意を抱いている相手と同じ動作をしてしまうことなどもミラー効果である。
- 逆に人間関係のテクニックとして相手に好感をもってもらうために、意識的にミラーリングを使用することもある。
- 動作だけでなく、言語(発言)にも応用することが出来る。
上記のミラーリング効果の説明の中に「動作だけでなく、言語(発言)にも応用することが出来る。」とあります。LINEでも相手に合わせて、相手からの印象をアップさせていきましょう。
この記事を書いたライター 神聖十字(サザンクロス) |