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作品セツメイ
日本マンガ会において、衝撃的な医療漫画の先駆けといえば。
そう手塚治虫先生の『 ブラックジャック 』でしょう。
神業的な技術をもつ天才外科医は、法外な金額を請求する医師免許を持たない無免許医だった!
まぁ、現実では、こういったお医者さんは裏の世界の住人で、決して表に出ることはありませんが、そこはマンガということで、世界的にも有名なヒトで宇宙人を手術で治したり、あのアトムを治したりします( どんだけやねん! )。
しかし、作中ではブラックジャックの過去は、ほとんど語られておらず、医学生時代のブラックジャックは、ほとんどと言っていいほど描かれておりません。
さて、ここでやっと本題ですが。
今回ご紹介する『 ヤングブラックジャク 』はブラックジャックが、医学生だった時代のお話です。
どんな話かと言うと……
簡単なアラスジ
出典:ヤングブラックジャク より
時は、1968年。
戦後から20年以上った日本は、次のステージに進むために高度成長期を迎えていました。
安保闘争などで、ぐちゃぐちゃだった時代に、後に「 ブラック・ジャック 」と呼ばれることになる男は、まだひとりの学生でしかありませんでした。
出典:ヤングブラックジャク より
異端児的な彼は、医師免許を取得するために
出典:ヤングブラックジャク より
こっそりと外科医としての自らの腕を磨いていたのです。
そんな彼のところへ、誰も手術が出来ないと匙を投げる一人の患者が。
出典:ヤングブラックジャク より
出典:ヤングブラックジャク より
その患者の腕をつなぐことを提案するブラックジャック。
その費用は、なんと750万円。
当時としても破格な金額でした。
結果として、神業的な技術のもと、患者の腕をつなぐのですが両親から支払われる金額はたったの50万円。
出典:ヤングブラックジャク より
「 子どもの命の値段を値切るのか! 」と内心ハラワタが煮えくり返えっている彼には、どうしても金が必要な理由があった。
それは借金――。
果たして、彼は、以下にしてブラックジャックへになっていくのか。
そこに待ち受ける悲劇と、運命に抗う一人の男の静かなる戦いが今、始まる。
ここがポイント !
”ヤング ”でもブラックジャックなので、手術シーンとかでて、グロテスクな場面も割りと出てきます。
「 微グロ注意! 」って感じのマンガなので、向かないヒトには向かないハズ。
現代マンガっぽくない描写もたまにあるので、そこを受け入れられるかも、人それぞれってところではないのでしょうか?
それに『 ブラックジャック 』に思い入れがある人には、こういったキャラクター設定は受け入れられないかも知れません。
個人的には”パラレルストーリー ”として楽しんでいますが、読んでみたアナタはどのように感じるのでしょうか?
評価
でも、保険適応されなかったら750万円ぐらい行きそうじゃね?度
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あ、そういえば医療ミスで死んだら裁判とかどうなるの?度
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この記事を書いたライター テラ別府 |