PR
作品セツメイ
切ない、そして不思議なラブストーリー。
絵柄も少女マンガというほど、キラキラした感じではないのと、純愛とかピュアな愛とかとはちょっぴり路線が違う部分が面白いです。
心理表現が巧みで、ストーリーも先が読めない展開があって、純粋にストーリーだけでも楽しめる作品。
涙腺の弱い人なら、号泣間違いナシの“ 泣ける ”タイプの恋愛マンガになります。
簡単なアラスジ
主人公はこの人
出典:夏雪ランデブー より
脱力系ヤンキーにしか見えない『 葉月 亮介 』。
目つきが悪いため、どこからどう見ても善人には見えませんが、花屋の『 SHIMAO 』の店長である
出典:夏雪ランデブー より
島尾 六花さんに一目ぼれしたことがキッカケで彼女がいる花屋さんで働きだします。
まぁ~へタレな葉月は中々第一歩が踏み出せないまま、六花さんに自分の思いを伝えられずにいます。
ひょんなことから六花さんに彼氏がいると、勘違いしてしまうのですが、
出典:夏雪ランデブー より
実は彼は3年前になくなった六花さんのダンナの幽霊だった!
霊が見える体質なのか、葉月は六花さんのもとダンナの島尾 篤と奇妙な三角関係になってしまうことに。
大好きな人と離れ離れにならなければいけなかった男と。
悲しみを抱えた彼女を好きになった男。
果たして、奇妙な三角関係の結末はいかに?
ここがポイント !
この作者さんのにくいところは、それぞれのキャラクターの心理描写が上手なところです!
今も死んでしまった夫を思い続けるも、先に進まなければならない六花さん。
六花に触れることもできず、ただ見ることしかできない島尾。
しかも、自分の姿を見ることが出来るのは、恋敵の葉月だけ。
幽霊だから、何もすることができない。
できることは、自分の姿を葉月に見せることだけ。
葉月もそんな島尾のことを不憫に思いながら、自分の若い恋心を抑えることができないでいる。
六花も葉月に対して、まんざらではない思いを抱いているのに六花は前に進むことが出来ない。
アニメ化もされた本作品ですが、本当に見ていて切ない。
どのキャラクターにも感情移入してしまうため、絶対に3人が幸せにならないと分かっているのがツライ。
まさに、大人のための恋愛マンガなので「 最近泣いてないな~ 」と思う方は、この作品を読まれてみてはいかがでしょうか?
評価
葉月くんへタレだよ度
☆☆☆☆☆☆
切なくて、泣くでしょう度
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この記事を書いたライター テラ別府 |