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連載作品が突然、終了する理由
無料だからとあまり期待しないで読んでいて何となく数本読んでいたら面白くなってきたら「ご愛読ありがとうございました」といって連載終了することがWeb漫画では多々あります。LINEマンガも完全無料を謳っているのにそういうものが多々あります。
突然終了する理由はスバリ全部無料で内容を読ませてしまうと読者は満足してしまい書籍を買わなくなってしまうからです。
最初から最後まで本当に「無料」なわけがない?
LINEマンガには、ものはすごくメジャーな作品も「無料連載」のコーナーに掲載されています。最近では「ドラえもん」、「ジョジョの奇妙な冒険」等、誰もが知っているメジャーなタイトルも無料で掲載されています。これらの人気作品も含めて、全巻を無料で読めるのでしょうか?
いえ、そんなことは絶対にありえません。
なぜなら全部無料で読ませてしまうと、LINEがまったく儲からないからです。LINEマンガには間に広告を挟んでいません。つまり、読者はLINEマンガの無料連載を読むだけでは、LINE側は何も収益を上げられないのです。
漫画を描くには時間もかかるし、昨今パソコンを使う事が多いので機材代や電気代など諸々の諸経費がかなりかかってしまいます。漫画を描いている先生たちの生活が懸かっているのです。LINEで完全無料ですべてを公開してしまうとLINEから払われた原稿料などが安すぎてそれだけでは生活できません。
LINEマンガの収益モデルとは!?
LINEマンガの収益モデルは従来とはまったく異なる発想で組み立てられています。期間を決めて突然終了したり、作品自体が消えてしまうと、前々から読んでいた読者はかなり続きが気になります。つまり、LINEマンガの無料連載の狙いは次の通りです。
- 読んでもらえる取っ掛かりとしてある程度まで無料で読んでもらう
- 途中で連載を終了する
- 読者は続きが気になって買ってくれる
収入を増やすためには書籍を買ってもらえることが手っ取り早いというわけです。
多くの読者は「LINEマンガだったら、無料で読める!」という理由でLINE漫画を暇つぶしに読み始めます。何となく読んでいるうちに面白くなってきてしまいどうなるんだろう?と興味を煽ったところで連載が終了します。
LINEマンガでは続きを読むにはちゃんと書籍を買ってねという流れが作くられているのです。
LINEマンガは連載無料期間を明記すべきでは!?
LINEマンガの無料連載には少し読者に対して不親切な所があります。それは「無料掲載期間」を明記していないことです。ある漫画では1巻分で連載が終了したり3巻分ぐらいまで続くこともあります。また、韓国系の場合では途中で終了せずに最後まで連載が続くこともあります。このように漫画によって無料連載の期間がバラバラです。この点は注意が必要です。最初は戸惑うかもしれませんが、変に期待したりせずに基本的には途中で終わるものだと思って読むことをオススメします。
読者にもメリットが多いLINEの無料連載
今は電子書籍の種類がかなり多くあります。また月額使用料金を支払えば読み放題になるプランもありますが基本的に読む時間といえば通勤途中の暇つぶしが一番多いです。スマホのゲームをやるには遅いし電池を消耗するのであまりしたくないなと思っている時に、ふと電子書籍を読みたいなーと感じることがあります。
しかしながら、毎月定額のサービスにいきなり登録するというのはとてもハードルが高くて、躊躇してしまいます。また、立ち読み機能だけではあまりに短すぎて買う意欲があまり湧きません。時間の無駄だなと思う事があるのでそういった際には使用する容量が比較的少なくて済むLINEマンガは通勤時の暇つぶしにピッタリです。
LINEマンガだったら、週刊誌を買うみたいな感覚で毎週の更新を楽しみに読めます。それで連載終了になったとしても普段無料で楽しませてくれたんだし仕方ないよねという諦めがつきます。そして、どうしても気になったら書籍を書店やそれこそ電子書籍なんかで購入してしまいます。
LINEマンガの無料連載は読者の購入失敗を防いでいる
以前は書店で中身が見られないので表紙の絵や作者名や連載している雑誌を購入してから興味が出たものだけを購入していた人が多かったと思います。これは雑誌代や作者名で購入したとしても当たりはずれが大きいので買ってからお金の無駄だったなと感じることがありました。絵はキレイで惹かれるものはあるが内容はすごくつまらなかったということがよくあったのです。
ところが、LINEマンガの場合、今まで無料連載で読んでいた分面白くなることはわかっているので、購入した後に「買うまでもなかったな」とか「買うんじゃなかった」という後悔がほぼありません。その点はかなり、節約にも役立っています。
LINEマンガでは意外な良作に巡り会える!
無料で読み放題でお金をとるサービスですら一日中毎日読めるわけでもないし、読める作品数には時間の問題で限りがあります。毎月課金するよりはそれこそLINEマンガで毎週楽しんでおいて気になった作品を購入するスタイルにしています。
このスタイルに変更したことで、失敗が少なくなりました。
LINEマンガの無料連載では、「絵は微妙だけどあらすじは面白そうだし」というなんとなくのきっかけで読み始めて、「あれ!?この漫画、すごく面白い!」と思うことが多々あります。今までだと絶対に買ってみようと思わなかった漫画にも出会えるのです。
LINEマンガは年率46%で成長し続けている
LINEマンガのアプリダウンロード数はなんと1,600万を突破しています。ダウンロード数だけではなく、LINEマンガは事業としても大成功しています。
LINEマンガの決済高は2016年2Q(4~6月期)には19.5億円だったのが、2017年2Q(4~6月期)には28.6億円にまで拡大しています。年率46%で成長が続いているのです。1年で売上高が約1.5倍に拡大しているというのは、大変な成長力です。
ここまでマンガが売れるのだったら、出版社はLINEマンガの「無料連載」に積極的に協力するのは当然の流れだと言えるでしょう。
<LINEマンガの決済高推移>(出典:LINE IR資料室より)
読者の購買行動はどう変わったのか?(まとめ)
LINEマンガでは、200作品以上の連載マンガを毎日「無料」で更新しています。LINEマンガ以外でここまで大量のマンガを無料で公開している所はありません。
読者はLINEマンガで1~3巻まで無料で読めるので、マンガを安心して購入できます。他のサイトで試し読みをするとしても、せいぜい1話分ぐらいです。このLINEのフリー戦略により、読者の購買行動は次のように変わりました。
<マンガを買う手順(今まで)>
漫画を買う→ファンになる or 後悔する
<LINEマンガにおける買い物の手順>
無料連載(1~3巻)を読む→ファンになる→漫画を買う
注目すべきは「漫画を買う」という工程です。今までは最初の工程で漫画を買っていたので、買った後に失敗することがありました。LINEマンガではファンになってから、マンガを購入するので、ほぼ失敗がありません。
しかも、絶対にマンガを買わなければいけないというわけではありません。LINEマンガには「インディーズ漫画」という最初から最後まで無料で読めるものもあります。また、無料連載のコーナーに掲載される韓国のマンガは最初から最後まで読める作品が多くあります。
LINEマンガはLINEにとっても出版社にとっても、そして何より、読者にとっても、お得なアプリです。マンガ好きの人はぜひインストールして読んでみてください。きっとその良さがわかるはずです。
この記事を書いたライター テラ別府 |