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漫画家へのチャンスが広がるかも?
いまさら感もありますが LINE はさまざまなアプリを配信しており、そのサービスも多種多様。
今回、新にはじまった LINE の新サービスの『 LINEマンガ インディーズ 』が登場しました。
2月25日によりはじまったこのサービスですが、プロアマ問わずダレでもマンガの投稿が可能になりました。
投稿作品のジャンルも不問であり、1ページからの短編マンガも投稿OKと制約が多いマンガスマホアプリもある中で投稿基準はゆるい方。
また、 LINE マンガユーザにも嬉しい特典が。
読者からの支持が高く、お気に入り登録数やコメントが多くついた人気作品は作品キャラクターを使った限定スタンプの提供も可能など、他のマンガアプリにはない独自のサービスにも期待です!
グランプリ賞金 100万円!?
3月から実際にサービスがはじまる LINE マンガインディーズでは『 LINE マンガ 』での掲載権とグランプリ賞金 100万円をかけたイベントを開催すると宣言しました。
しかし、このグランプリ。
何も LINE が初ではないのです。
ダレでも作品を投稿することができるマンガアプリで今、人気があるアプリがディー・エヌ・エーのアプリ「 マンガボックス 」です。
このマンガボックスでは人気作品には100万円の賞金を贈るのだとか。
また似たようなWEBサービスに同じくディー・エヌ・エーとNTTドコモが出資したダレもが自由に小説やコミックを販売できる「 E★エブリスタ 」があります。
こちらも小説やマンガのクリエイターには賞金を出したり、一定の収入が入るような工夫をし、クリエイター側のやる気を出させる方式です。
こういったWEBインディーズマンガサービスでは後発になってしまった LINE に勝機はあるのでしょうか?
LINEでインディーズマンガを出す“ 意味 ”
そもそも、他のマンガアプリに負けず劣らず豊富なマンガを無料で楽しむことができる LINE がどうしてインディーズマンガに手を出したのでしょうか?
個人的な見解になりますが、電子書籍での強みを生かしたいのではないでしょうか?
今や多くの人が電子書籍を購入する時代において、大事なのは入り口の広さでしょう。
電子情報だけのやりとりをするのなら、購入するユーザー側からすればどのサイトや、どのアプリからマンガを購入しても手に入るマンガのデータは同じです。
「 違うサイトからマンガを購入したら結末も違っていた 」
ということはありえないので、電子書籍を扱う各社はユーザーからの知名度によって収入が大きく変わってくると言えるでしょう。
つまり日本人の多くが扱っている LINE は電子書籍としての入り口も大きい部類に入るのです。
独自のマンガコンテンツが LINE は欲しい?
しかし、どうせマンガを買う“ 入り口 ”として LINE が大きいのなら自分でマンガを作成し、自分で販売することによって、コストを押さえ利益を大きくしたい、
という目的で LINE は『 LINE マンガインディーズ 』というサービスを開始したのではないかと思われます。
また、それだけでなく独自のマンガコンテンツとしても“ オリジナル作品が欲しい”というLINEの思惑があるようにも思えます。
ただ、マンガボックスのようにしっかりとした編集者がついているマンガアプリサービスは多くなく。
「 このマンガ、ワンパターンだな 」
と思われることも多いマンガアプリにおいて“ キチンと読めるマンガ ”を提供しつづけることができるかという部分が、マンガアプリ界で天下を取れるかどうかの分かれ道になると思われます。
評価はグランプリ作品を見てからに?
投稿されたインディーズマンガは 4月中にはグランプリが決められ、賞金が授与されるそうですが、どんな作品がくるのかによって今後のLINEマンガ インディーズの展開も変わってくるでしょう。
これからLINEマンガ インディーズにマンガを投稿しようと考えている方はこちらから投稿方法が書かれているので、参考にしてください。
どちらにせよグランプリ優勝作品が気になりますね!
腕に覚えがある方は、ぜひマンガを投稿されてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたライター 益田マスター |
この記事を書いたライター テラ別府 |