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恋愛においてLINEでの文章のやり取りはなかなかに重要なポイントです。文章の雰囲気で「好きかも」「苦手かも」という印象をもたれてしまうもの。ならば「好きかも」と思ってほしいですよね。
ではいったい、どんな事を気にして文章を書いていけばいいのでしょうか? そして、LINEだからこそ気にしていくべき事とは何でしょうか?
今回は恋愛勝者だけが知っている「1文字の重み」をひしひしと感じながら、お読みください!
目次
LINEのメッセージはメールよりも圧倒的に短い
LINEを始めてみるとこれまでメールを主流にしてきた人だとLINEの文章というのが短めなものだというのを実感している人もいると思います。現に自分も、メールの文章が長いほうで、親友と語らっていた時は千文字超えくらいでの長文メールを送っていたことがあるほどです・・・
それがスマホやSNSの爆発的な進化で、メールからLINEへと変わっていった時、短文でのやり取りが増えてきたことに何か不思議さすら感じました。
そして、普段はメールをしないような相手ともLINEを短文で送るくらい、誰とでも「気軽に」つながることができたので、もしかしたらメールよりも圧倒的な文章の短さは「気軽」「手軽」という部分がそうさせているというのもあるでしょう。
また、すぐにレスポンスがつくことから、長文で送らなくても会話のように続けられる点においてもわざわざ長文にしなくても済むのかもしれませんね。
短いメッセージだからこそ1文字の重みが異なる
そんなLINEの在り方が更にメールよりも変えた部分があります。それが「言葉一つの重み」でしょう。短いからこそ、そこに凝縮されたものを受け取り手は感じ取ります。
ただの返事の「ハイ」も「は~い!」なのか「はい。」なのか「ハイハイ」で印象は相当変わりますよね。
短い文章で伝わってくる感情・相手の心境を受けてはある程度想像しているため、やはり誤差だとか誤解が生じてくることはあります。
そうなると短いやり取りだからこそ、相手に伝わる文章というのを考えなくてはならなくなります。相手との関係性にもよりますが、これから親しくなっていきたい!と思う人にほど言葉の選び方や文字の選び方がちょっと重要になってくる、といえるわけです。
具体例「いく」「イク」「行く」
日本語って意外に難しくって、同じ読みでもその意味が変わることがありますよね。
例えば【はし・橋・箸・端】なんてたった2音なのに漢字とイントネーションや文脈でその意味が変わったりしてくるので、海外の人にこれを説明するの結構難しいんです。
他にも【いく・イク・逝く・行く】などがあります。この「いく」という言葉、何気に普段多く使ってますよね。
<メッセージ例:行く>
明日お昼前までに行くね!
<メッセージ例:逝く>
まじ最悪、逝ってヨシ
漢字を混ぜるとすごくわかりやすいのですが、ひらがな・カタカナだけを使うと、わからなくなってくることもあります。
特に「イク」なんて使うと、ちょっと下ネタ系の響きになってしまうという悲しさ。うっかりでも間違ってカタカナで使いたくない二文字です。インパクトが強すぎます。
<メッセージ例:イク>
私も今から一緒にイクね
つまり、文字の選び方、漢字・ひらがな・カタカナの使い分けはかなり重要なのです。
日本語のひらがな、カタカナ、漢字の3種類をうまく使い分けよう
では、日本語のひらがな・カタカナ・漢字を使い分けるにはどうしたらいいのか。そのシーンによってかなり変わってきます。
一般的なイメージかもしれませんが、漢字はかしこまっている、きちんとしている文章にも使いますが、ひらがななどを「わざと」使う時というのはちょっと甘えている時だったりもします。
<メッセージ例:漢字多め>
夜一人だと寂しいから今日はそっちに泊まりに行ってもいい?
これをひらがな多めにしてみると・・・
<メッセージ例:ひらがな多め>
夜ひとりだとさみしいから、今日はそっちにとまりに行ってもいい?
なんとなく柔らかい印象になりませんか?
また、カタカナを使う時には何かを強調したいときに使うことが多いものです。
<メッセージ例:カタカナで強調する>
なにそれ、ボケてんの?
それって言葉のチカラだよね
その言葉にちょっと強い意志を含ませたりもします。また擬音にもカタカナは多いですよね。
<メッセージ例:カタカナで擬音を表現する>
コップをガシャンて落としちゃって
さっき車の事故でドーン!て音がして
ちょっとまじめな話をしている時に、少し強調したい何かがある時に違和感のない程度でカタカナを使うとちょっと効果的かもしれません。
漢字については、ひらがなやカタカナばっかりでは正直とっても読みづらい。漢字にはそもそも意味が込められていることがあるので、日本人なら使うに越したことがないと思います。
この文章だって、もし漢字を使わなかったらすごく読みづらいですし、読むのやめますよね。いくらひらがなが可愛らしい印象があるからって漢字を使わなさすぎると、読むのがだるくなってしまいます。
相手が読みやすく、なおかつ理解しやすい、伝わる文章。それが短い文章を送るLINEには求められているテクニックといえるでしょう。
LINEの1字が相手に与える印象を考えてみよう
日本語というのはなかなか難しいですよね。海外の人がよくいうのは、漢字・ひらがな・カタカナを使い分けていること、同じ音でも意味が違うということ、音読み・訓読みなどがあること・・・そう、かなりハイレベルなことをしている文化なんです。
日本人は「察して」という性格があるからか最後まで歯切れよく言わないこともあります。読みとる力・伝える力両方が必要な言語文化といえると思います。でも、それは考えようによっては伝える幅や選択肢が増えているということでもあります。
そして、特に恋愛上手な人は日本語特有の言語文化を生かしながら、漢字・ひらがな・カタカナをうまく使い分けています。
- 漢字 ⇒ 相手に真面目な印象を与える
- ひらがな ⇒ 相手にやさしい印象を与える
- カタカナ ⇒ 相手に強いインパクトを与える
漢字・ひらがな・カタカナを臨機応変に使い分けることによって、的確に自分の想いを伝えているというわけです。
LINEでのやり取りが今までうまくいかなかったなと思う人はまず自分の文章に自分の本意がきちんと伝わるものであるか、相手にどんな印象をもってもらいたいか。こういったことを考えていくだけでも、きっと変わってくるはずです。
この記事を書いたライター 神聖十字(サザンクロス) |