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506万人分のID・パスワードが流出 !
不正アクセス禁止法違反容疑で昨年、警視庁が摘発した東京都内の「プロキシ(代理)サーバー」業者の中継サーバーに約506万人分のIDとパスワードなどの個人情報が保存されていた問題で、このIDなどを使い大手通販サイトなど3社に接続した形跡があったことが17日、警視庁サイバー犯罪対策課の調べで分かった。同課は接続が成功した個人情報を3社へ提供し、パスワードを使い回さないよう注意を呼びかけている。
関係者によると、接続が確認されたのは、いずれも通販大手の「楽天」と「アマゾンジャパン」、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の計3社。個人情報は重複分を含めると約785万件に上る。
引用元:産経ニュース
LINE コインなどを使用する際に、クレジットカード情報を登録している方は、特に注意してください!
今回、警視庁からの発表により判明したことですが、日本、アメリカ、韓国、台湾の合計 506万人分のIDとパスワードが流出した可能性があります。
もしかしたら、アナタの LINE ID とパスワードは犯罪目的で誰かの手に渡っているかも知れない……!
不正アクセスを防ぐ“ PINコード ”
賢い LINE ユーザーなら“ PINコード ”の設定をもう済ませているでしょう。
PINコードとは普段使っている携帯電話以外の端末から、自分の LINE アカウントを使おうとしたときに確認することができる「 鍵 」のようなもので。
この PIN コードを正しく入力しなければたとえ自分のパソコンからであっても、自分の LINE アカウントにアクセスすることができないという仕組みになっています。
つまり、この PIN コードをあらかじめ設定しておけば、自分の LINE アカウントが流出したとしても、他の端末からの不正利用をある程度防ぐことができるのです!
PINコードの設定の仕方
LINE からの PIN コードの設定は極めて簡単。
時間にして、2分とかからないので、ぜひこのサイトを見ている LINE ユーザーは PIN コードを設定してください!
PIN コードの設定の仕方
まず『 その他 』をタップして、設定画面を開く。
LINE 設定画面を開いたら『 PINコード 』部分をタップして
表示された画面に 4文字のパスワードを入力。
PIN コードのパスワードを設定する時に注意して欲しいのが、自分の生年月日などのある程度特定しやすいパスワードに設定しないということ!
誕生日、生年月日は多くの人がパスワードとして設定しているため、個人情報が特定されたときには全てのアカウントが悪意ある第三者によって、不正利用されてしまうという危険性があります。
もちろん、他のサイトや銀行の暗証番号と同じ番号を設定していると、パスワードが特定されてしまいやすくなるので、自分にしか分からないパスワードを設定することをおススメします。
さて、PINコードの設定が終わったら
「 登録が完了しました 」という画面が出るので、これで PIN コードの登録は完了です。
大慌てをするほどではないけれど……
PIN コードを設定することで、他の端末から自分の LINE アカウントが使われた時にはPCでLINEにログインしました(できませんでした)という通知が来るようになります。
万が一、身に覚えのない他端末からのログインがあった際には、すみやかに LINE のお問い合わせフォームのカテゴリで「 自分のアカウントが盗まれた 」を選択して詳細情報を送るようにしてください。
第三者からの悪用を防ぐために、一旦アナタのアカウントを削除されますが、その後に LINE 側に新しくアカウントを作成したことを連絡することで、購入済みのスタンプや、コインなどを復活させることができます。
こういう事はよく起こる?
LINE だけの問題ではないですが、こういった個人情報の流出はよくある話です。
ネットではこういった定期的に個人情報が流出することを揶揄して【 定期速報 】と皮肉られることも。
いちいち過剰反応する必要はありませんが、万が一に備えることは大切です。
まだ PIN コードの設定を済ませていないという人は、この記事を読みながら、ぜひ PIN コードを設定してくださいね!
この記事を書いたライター 益田マスター |