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LINE を使って出会い……はもうムリポ?
LINE と言えば一時期、出会い系アプリのように“ 出会い ”目的での利用が目立った時期があった。
だが、そういった問題も電話番号による認証形式にした結果、出会い系アプリとしての側面は薄れつつあるように思える。
最近では“ 健全 ”なメッセージアプリとして、若い年代にとってなくてはならないアプリとなりつつある。
しかし「 気がるに誰とでも繋がることができる 」というメッセージアプリの特性として、twiiter上や非公式掲示板サイトでの LINE ID 交換は後を絶たなかった。
そんな状況にやっと重い腰を動かした LINE の新年度とともにはじまった安全への取り組みをご紹介したいと思う。
ネット犯罪から『 未成年を守る 』
LINE のようなメッセージアプリは気軽にさまざまな人と繋がることができるが、悪意を持った人間からすれば、ユーザー側の危機意識の希薄さは『 良いカモ 』だった。
このたび LINE はプライバシー保護のための設定機能開発と無差別勧誘メッセージ( サクラサイト誘導 )対策をおこなうことを発表した。( 公式ブログより )
また、出会い系のように不特定多数の男女が『 出会う目的 』で LINE を利用しないように非公式掲示板サイト・サービス閉鎖依頼に関しても動き出すようで、アプリマーケットなどのレビュー欄に LINE ID が書かれている場合の削除依頼も出す、というように大きく安全に対して前進してようだ。
2013年からすでに「 18歳未満のID検索利用停止 」はおこなわれてきたものも、その他の掲示板などに対する対策は後手後手になっていた印象が強いだけに、今後の非公式掲示板サイトなどの削除や閉鎖に対する LINE の動きは今後も注目していきたいところだ。
LINE 主催の『インターネットリテラシー 』
LINE 株式会社では、LINE ユーザーの安全を守るための活動の一環とした、全国の小中学生の児童、生徒、保護者、教員を対象にインターネットリテラシーの啓発活動を無料で行っている。
ワークショップ形式の授業で、またインターネットリテラシーの未熟な身青年に「 コミュニケーションのあり方 」を自ら考える授業や、教材の配布なども実施。
( 配布されるネットリテラシーに関する教材の一部 )
「 あなたがクラスの友達に言われて「 嫌だな 」と感じるのはどれ? 」と感じることがら等を授業に取り入れることで、若い世代に対するネットリテラシーの教育をしているのは、メッセージアプリを運営している会社の中でも、LINE 株式会社ぐらいのものだろう。
また、ワークショップ授業を実施した場合は、アンケートを行い。
そのアンケートを元に、分析し、集計した資料を無償で学校側に提供し、生徒の現状把握や、今後の情報モラル教育などに役立てることができるサービスも行っている。
もしも、学校関係者の方や PTA などの活動で LINE のワークショップ授業を実施して欲しいと思われる方がいるのなら下記の URL から
http://line.me/safety/ja/workshop.html
サービスを申しこんでいただきたい。
LINE の取り組みが評価
ネットリテラシーの教育にも力を入れている LINE の活動が『 一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)』に認められ「モバイルコンテンツ運用管理体制認定制度」の適合認定を取得した。
これは青少年の発達段階に必要な情報は残しつつ、違法・有害情報から保護されているサイトに送られるもので、EMA が定めた厳しい審査に合格したサイトやアプリだけが「モバイルコンテンツ運用管理体制認定制度」の認定を受けることができる、というものだ。
第三者機関からも、正式に『 青少年にとっても安全なアプリ 』と認定されたことからも、LINE は過去のように“ 怪しいアプリ ”ではなくなったことが理解されたかと思う。
しかし、結局のところ自分の LINE ID をtwittre 上などでさらすなどの行為をすれば、いくら LINE が保護していても意味はなくなってしまう。
ぜひ、そういった危険を招くことをしないためにも、興味がある方は“ ネットリテラシー ”について自身だけでなく、親子で学んでみてはいかがだろうか?
これからの LINE の安全対策にも益々期待が高まりますね!
この記事を書いたライター 益田マスター |