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作品セツメイ
現在、アニメ第2シーズンも終わり。
映画の放映も間近にせまっている『 PSYCHO-PASS サイコパス 』が完全マンガ化。
近未来を舞台に、機械によって管理される日本と。
その管理から外れてしまった「 潜在犯 」に対して、刑を執行する執行官と、その執行官を監視し管理する「 監視官 」になってしまった一人の少女『 常守朱 』の活躍を描く、近未来SF刑事マンガ。
このアニメ版の監督がすごくって。
日本を代表する刑事ドラマである「 踊る大捜査線 」シリーズの監督である本広 克行が総監督を勤めているだけあって、刑事ドラマに必要な条件を全て満たしています。
「 設定詰め込みすぎだろ ! 」って感じの設定で読む人を選ぶのですがハマルと一気読みしたくなるほど急転直下の展開に最後まで振り回されっぱなしになることでしょう。
簡単なアラスジ
人間の精神がシビュラシステムと呼ばれる人の精神状態を数値化することができるようになった近未来。
世界で唯一、平和な国として繁栄を続ける日本。
自分にあった適切な職業ですら、システムによって決められるこの世界において、必要なのは国民の精神の安定。
そして、時にイレギュラー的に存在してしまう潜在犯と呼ばれる、犯罪予備軍たち。
犯罪係数と呼ばれる数値で、全ての国民が管理される社会において、潜在犯の排除は急務となっていた。
そんな潜在犯を狩るのが公安局刑事課の面々だった。
同じく潜在犯でありながらドミネーターと呼ばれる拳銃型のガジェットを使い潜在犯を裁く執行官とその執行官を監視し、時には執行官に対して刑を執行することすら厭わない監視官の適正ありと判断されてしまった主人公「 常守朱 」。
彼女はは一癖も二癖もある執行官と同僚の監視官と共に潜在犯を追うことになるのだったが…… !
ここがポイント !
オシャレだし、ビジュアル的にもカッコイイ !
もともとの設定をすんなりと受け入れることができるかどうかで、この作品の評価は変わるでしょう。
「 この設定わけわかんない ! 」という人には、とてもじゃないけどオススメできません。
たぶん、ストレスたまりますよ。
ある程度、設定を理解することができて。
このマンガの世界観にどっぷりとハマルことができなければ、この作品の面白さを理解すのは無理です !
アニメ版と違いマンガならもう少し分かりやすく表現しているだろうと思いましたが、不親切なのはアニメもマンガも同じでした。
ただ、マンガのほうが自分のペースで話を読み進めることができるし。
「 えっ ! なんで ? 」という展開も読み直したり、ネットで調べたりすれば良いので、気にならないかも……?
なんていうか、マンガ版のAKIRAとか攻殻機動隊とかをすんなり読めるほどSF映画や、マンガに対して理解がない人だと、一話から読んで「 このマンガ面白い ! 」とはならないはず。
でもコンビニの立ち読みと違って、好きなときに繰り返し読むことができる LINEマンガなら相性は悪くないと思います。
でも、やっぱり世界観にハマれないとツマンナイかもねぇ……?
評価
人を選ぶでしょう度
☆☆☆☆☆☆
ドミネーター欲しくなるよね度
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この記事を書いたライター テラ別府 |