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LINEの一日あたりの学生の平均使用時間は?
LINEの平均使用時間というのは年齢や職業によってかなり左右されているようです。たとえば10代の学生の女子・男子でも使用時間は変わりますし、仕事を始めた20代、30代になるともっと変わってきます。
女子高生のスマホの平均利用時間
女子高生の場合、スマホの平均利用時間は男子よりもずっと高く、3~6時間は32%、6~9時間が21.4%、9~12時間は7.8%とかなり使っているのが分かります。
もはや12時間なんて起きている間ほとんどといっても過言じゃないですね。もちろんゲームなどで使っている場合も多くありますが、その中でも最近見られるのが「寝ている間もLINE通話」。
ちょっと安らげない気がしますが、どうやら「つながっている安心感」があるようで勉強中・食事中・お風呂中もそこにいなくてもつなげっぱなしにしておいて、寝落ちして起きるまでつなげっぱなし・・・という事があるようです。
そうなると12時間の使用はおかしくないですね。
もちろん、すべての女子高生がそうではないのですが、長い時間の使用は多くみられています。その中でもLINEの使用時間に特化してみていくと、LINE通話などを利用している子の平均利用時間はぐっとあがりますし、LINEはするけど通話はあまりしていない子だと利用時間がぐっと減ります。そこらへんは女子高生の置かれている立場でかなり変わりそうです。
一方、男子高生のスマホ利用時間はは平均4.1時間の利用。女子高生に比べると少ないですね。
大学生のスマホの平均利用時間
同じ学生でもぐっと大人に近づく大学生。もはや就活中なんかになると遊んでいる場合じゃないという人も多いでしょう。
大学生ともなると、LINEのメッセージ交換自体、1日で1~2人という回答が39.1%と一番回答が多く、友達付き合いがかなり縮小されている印象です。
続いて3~5人が36.3%、社会人になってもこの数値に大きな差はないですね。
ここで気になる平均利用時間はなんと30分未満が28.5%と多く、続いて1時間未満が23.7%、10分未満が19.5%と続いています。
女子高生と比べるとその利用時間がかなり短くなっています。おそらく「つながっている安心感」よりも、実際生きていく上で必要なことがもっと多くなって自立していかなければならない年齢になるからこそLINEにばかり時間を割いていられない。もっとやるべきことがある状態でしょう。
こうしてみると、女子高生などの親に守られている時代だからこそある程度好きにできているのかもしれませんね。社会人になるとそれどころではないことも多く出てくるので、そこらへんが利用時間の大きな差でしょう。使うのは悪くはありませんが、さすがに12時間以上だとちょっと心配になりますね。
LINE依存症には要注意
肉体的な危険性
スマホを長く使う・LINEを長く使うことで実は顔の表情金があまり動かず、まばたきも少なくなる事から「ブスになる」と言われています。また無意識に眉間にシワがよったりするため、気付くと顔の筋肉が劣化したりして結果、老化が早まります。今、若くても老けてしまうとなるとちょっと嫌ですね・・・。
また、スマホなどをいじっている間は姿勢が下向きになることが多く、ストレートネックなどの原因になることがあります。また姿勢が悪いことであごや首がたるむこともあります。それだけでなく、心筋の動きも限られるため、呼吸が浅くなり、長い目でみていくと心臓病や呼吸器疾患につながる可能性があるとも言われています。
精神的な危険性
LINEなどは既読がついても返事がないとか、未読のままだ、と色々気になることが出てきます。そうなると今まで仲が良かった相手からの返事がないことで「もしかして何かして嫌われた?」などと考えて憂鬱な気分になることもあります。
また、自分にLINEの連絡が来たときに「すぐ返さないと!!!」という気持ちになってしまって、結果的にそれが心の束縛・ストレスになっていることがあります。いつも人から見られている感覚にもなるので、精神的に疲弊することも。
特に女性は好きな友達を束縛していたい事もあるので、そこらへんでスマホ疲れになる事もあります。被害妄想を起こしたり憂鬱になったり、返事が来ないことで眠れなかったり・・・そんな場合には十分精神的に依存してしまっている状態です。
LINEは大事なツールですが、LINEで存在価値を見出していこうと思うと躓きます。いい距離で使うことがとっても大事といえますね。もし今依存しているかも・・・と思ったら、思い切ってスマホ断ちをしてみてその依存度をしかと受け止めてみるのもありだと思います。
LINEは大人にはどんな存在になっているのか?
女子高生などの利用時間を考えると、大人(社会人)からするとその時間の多さにかなりビックリ!というのが正直なところです。
もちろん、遠距離恋愛をしているとか、そういった事情があると無料通話のできるLINEはかなり重宝されますし使う時間も増えるのですが、そういった特殊な事情がない場合は本当にただの連絡ツールといったところです。(※もちろん、捉え方には個人差があるとは思いますが…)
そのため、「人とのつながりを感じていたいから寝ている間もLINEの無料通話をつなげて寝る」なんてちょっと考えられない部分も・・・ゆっくり寝られなさそうなので。
そこらへんを考えると未成年と大人の間では使い方には大きな差を感じざるを得ません。これがジェネレーションギャップ・昭和と平成の差なのかもわかりませんが、おそらく今女子高生で12時間以上もLINEでつながっているような子も、大人になったら「あの時はすごいLINEばっかしてたね」なんて言うようになると思います。ブラック会社に入ったら恐らく、LINEばかりやってられないので。
LINEの使用は「ほどほど」にしよう!
LINEが普及し始めた時に比べると、使いはじめた頃よりは落ち着いている人も多い中で、若い世代では「LINE通話」で人とのつながりを感じて多くの時間をLINEに頼っているのを見るとそのあり方も徐々に変化していっているのかなと感じます。
もちろん便利なツールですし、使う時間は減っても「あって欲しい」SNSアプリですし、大体、「連絡をする=LINEでの連絡」という認識になっているからこそ外せないものですが、この先10年後、LINEは一体どんな進化をとげて、どんな使い方をされているのだろうか?とちょっと見当がつきません。
やっぱりLINEが普及した当時、LINE通話を寝ている間もつけているなんてとてもじゃないけれど想像していなかったので。まぁただ健康などには気をつけて「ほどほど」にLINEを活用するのが一番かなと思います。
この記事を書いたライター 益田マスター |