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高級フードデリバリーで驚きをアナタに
フードデリバリーと言えばピザやそば、寿司などを利用する人がほとんどだろう。
LINE株式会社では2014年10月からLINE WOW高級フードデリバリーサービスを開始した。
その金額は目が飛び出るほど!
なんと 1万円を超えるデリバリーサービスもあるのだとか。
“ 超 ”が付くほどの高級店が勢ぞろい
有名店である「秋本」(麹町)、「ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー」(広尾)、「おざき」(麻布十番)、「小熊飯店」(千駄ヶ谷)、「二戀」 (広尾)、「とり喜」(錦糸町)の6店舗が、LINE WOWのためだけに開発したプレミアムなランチ弁当を販売している。
ミシュランで星を獲得するほどの高級店のランチそれなりの金額で食べることができるのだが、強気な値段設定だったのにも関らず 2015年の 1月から増えた新メニューはかなりお手軽なものに金額設定が大きく変わった。
1,000円以下の本格インド料理、2,000円~3,000円台のお手頃イタリアン、さらにはフランス菓子やベジタリアン向けの肉を使わない自然食レストランのお弁当が1,000円以下で食べれるようになり、LINE WOW の当初のサービスから考えるとズレがあるように思える。
韓国では人気のサービスだが……?
この LINE WOW はLINE株式会社と韓国最大のフードデリバリーアプリ「 Baedal Minjok(配達の民族)」を提供する Woowa Brothers Corp が共同出資によって設立した「 LINE Bros.株式会社 」によって運営されているのだが、高級フードデリバリーという強みを失った今となっては、他のフードデリバリーサービスと差がなくなってしまった印象を持つ。
高級フードデリバリーということもあって、1日前の予約が必要とメンドウな手間を嫌う若ものには不評だったのか1,000円代の金額のフードデリバリーが出てきたということは LINE WOW からすれば『 苦肉の策 』なのではないのだろうか?
LINEユーザーとのミスマッチが原因か?
LINE の日本でのアクティブユーザーの多くは10 ~ 20 代とされている。
決して裕福ではないこの世代の LINE ユーザーにとって高級フードデリバリーは馴染み深いものではなかったのだろう。
LINE WOW が当初期待していた富裕層の奥様たちからの支持を得ているとはあまり思えない。
2014年の 10月から開始したサービスなのにも関らずTwitter上で「 LINE WOW 」を検索しても実際に使ってみたというユーザーのコメントが少ないことからも、イマイチな状態なのがうかがえる。
幅広い事業に手を出す LINE だがどうやら全てのコンテンツが上手く言っているわけではないようだ。
豊富なアクティブユーザーを武器に、今後どのようなサービスを展開していくのか益々気になる LINE から目が離せない!
![]() 益田マスター |