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今、 LINE の未成年の使い方が懸念されている
本サイトでも『 既読疲れ 』という若い LINE ユーザーにありがちな LINE でのメッセージトラブルを紹介しましたが、 未成年のユーザーの間違った LINE の使い方のせいで、深刻なトラブルが起こっている学校も少なくないそうです。
LINE がイジメを招いてしまったり、最悪のケースでは学校を退学してしまう人も現れてしまうこともあるそうです。
本当なら便利なメッセージアプリのはずの LINE がどうしてこのようなトラブルを招いてしまっているのでしょうか?
子どもに LINE はまだ早い?
スマートフォンが出始める前の携帯電話の時代にも、学生が犯罪に巻き込まれるなどのトラブルは多くありました。
今でこそ当たり前になっている『 学校裏サイト 』や『 架空請求 』などのお金が絡むトラブルはクラスにひとり以上は経験していましたが、 LINE のように深刻化してしまう理由はなぜなのでしょうか?
LINE での学校でのトラブルまとめ
- どんなトークをしているのか分からないという辛さ
- スマートフォンを持っていない人が孤立しやすい
- 学校によっては処分の対象になることも
などなど大まかなトラブルにはこのような原因があるようです。
学年 LINE って知ってますか?
今の子どもたちにとって LINE のようなソーシャルネットワークは欠かせない存在になっています。
中でも LINE はグループトーク機能があるため、 学年 LINE のメンバーにさえなっていればどんなトークをしているのか、ひとめでわかるようになっています。
しかし、メンバーでなかったり、スマートフォンを持っていない生徒にとっては『 何を話しているか分からない 』という謎の空間になるのです。
「 オレはガラケーだから LINE 使えない 」
というような心の強い学生ばかりではありません。
とくに不安が強い生徒にとってばグループトークで離されている内容に対して神経質になってしまうことは予想できます。
そういった意味でも、未成年の間の LINE は使い方を間違えば“ ストレスの素 ”になりかねない要素を孕んでいるのです。
LINE が原因で学校が生徒を処罰するケースも
生徒にとって LINE は無くてはならないアプリです。
しかし、多くの生徒が使うためトラブルを避けて通れない部分もあるようです。
たとえば LINE のトーク内で不適切な動画や画像を投稿したりする問題は生徒対生徒でのやり取りならばグレーゾーンかもしれません。
でも、意図的に学年トーク内で不適切な言動を繰り返したり、不適切な動画や画像を投稿したことで、学校側から処罰された生徒も出てきているようです。
また多感な時期である学生において、色恋やイジメのトラブルを招きやすい危険性が学年 LINE にはあるのです。
たとえば、付き合っていた女性との秘密や、裸の写真を振られた腹いせに学年 LINE に投稿したり。
ある生徒への誹謗中傷でトークが盛り上がってしまったり。
学校側である先生も生徒たちとの交流を深めるために学年 LINE をするケースもあるようですが、結局大人たちの思ったとおりには行かないようでした。
深刻化する未成年の LINE 問題に解決方法はある?
LINE だけでなく、さまざまなソーシャルネットワークで、これらの問題はあると考えて良いでしょう。
それにこれらの問題はひとつの学校だけではなく、どの学校にでもあるありふれた問題になっているのです。
大人にとっては別の国の話に思えるでしょうが、学生たちにとってはとても身近で、とても重要な問題なのです。
この LINE でのトラブルを防ぐ方法のひとつは『 ネットリテラシー 』をしっかりと生徒たちに教育することでしょう。
ネットやソーシャルネットワークの良い部分も、悪い部分も知ることに酔って、ある程度のトラブルは未然に防ぐことができるかもしれません。
しかし、根本的に LINE でのトラブルを防ぐことは難しく。
「 LINE を使わせない 」
という対応策は逆に自体を悪化させてしまうことにもなりかねません。
結局のところ一人ひとりが、注意していく以外には解決の方法はないのかも知れませんね。
この記事を書いたライター 益田マスター |