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目次
「賭ケグルイ双」の概要
出典:賭ケグルイ双 より
「賭ケグルイ双」は、月刊ガンガンJOKERにて連載中の「賭ケグルイ」のスピンオフ作品で、原作は「賭ケグルイ」と同じ河本ほむら先生が担当し、作画は斎木桂先生が担当しています。
舞台は「賭ケグルイ」と同じく私立百花王学園で、蛇腹夢子が転校してくる前の1年前を、早乙女芽亜里を主人公として描いています。
単行本は現在5巻まで出ており、LINE漫画では毎週日曜日に更新されています。スピンオフ作品ですが、「賭ケグルイ」を知らない人でもイキナリ「賭ケグルイ双」から読んでもまったく違和感がないようになっています。
「賭ケグルイ双」の登場人物
<左=花手毬つづら/右=早乙女芽亜里>
出典:賭ケグルイ双 より
早乙女芽亜里
本作の主人公。金髪のツインテールが目立つ美少女。エスカレーター組の多い百花王学園では珍しく高校からの編入生であり、特にお金持ちではない一般家庭の出身。周りの生徒はほとんどが資産家や政治家の子息であり、生まれながらにして勝ち組である彼らに強い対抗心を持っており、絶対に負け組にはならないと誓っている野心家。
基本的に頭の回転が速く、ギャンブルの腕は相当なもので、本作でも屈指の実力者として扱われている。編入生であるということと、その性格からかクラス内ではやや孤立している。
花手毬つづら
芽亜里とは小学生の時の同級生であり、中学生から百花王学園に編入している。裕福な家庭でのほほんとした性格であり、芽亜里が編入してきた当初は家畜の地位にいた。芽亜里の協力のもとで家畜の地位を返上した後は、芽亜里とともに勝者になることを心に誓う。芽亜里にあこがれており、ひそかに「王子様」と呼んで慕っている。
「賭ケグルイ双」の見どころ
「賭ケグルイ」とは別人のような芽亜里
出典:賭ケグルイ双 より
本作の主人公である芽亜里は、「賭ケグルイ」においても主人公である蛇腹夢子の友人として主要キャラのポジションにいるのですが、2つの作品の中で彼女は全く別人のように描かれています。
「賭ケグルイ」においての彼女は、見るからに性格が悪そうな女だったのですが、「賭ケグルイ双」においては正義感の強い性格イケメンな女性として活躍します。
「賭ケグルイ」ではギャンブルに対して貪欲すぎる彼女の姿勢が説明されておらず、単に気の強い女性として描かれていましたが、本作で彼女のバックグラウンドを知るうちに、納得がいくようになります。「賭ケグルイ」の時は芽亜里のことを嫌いだった読者も、「賭ケグルイ双」を読めば、彼女に対する見方が変わるのではないでしょうか。「賭ケグルイ」時代とは異なる芽亜里を楽しめるのが、本作の見どころです。
オリジナリティーあふれるギャンブル
出典:賭ケグルイ双 より
本作に登場するギャンブルは、すべて作者がオリジナルで考えたものらしく、聞いたことのないギャンブルが次から次へと出てきます。時短大富豪やスリーヒットダイスなど、実際に友達と遊んでみたくなるようなゲーム性満載のギャンブルは、「賭ケグルイ」時代から健在です。また、本作でもやはり対戦相手はイカサマを仕掛けてくることが多いのですが、その手口も見事です。
無理やりこじつけたような印象を与えず、ついつい納得してしまうゲーム展開にぜひ注目してみてください。
画力の高さと女の子の可愛さ
出典:賭ケグルイ双 より
この漫画、とにかく登場してくる女の子がみんな可愛いです。作画の人の画力がすさまじく、お色気漫画でもないのについつい出てくる女の子の可愛さに目が行ってしまいます。ギャンブルマンガは興味ないという人でも、可愛い女の子の絵を見るために、一読してみるというのもありなのではないでしょうか。
また、本作ではつづらが芽亜里に恋心に近いものを抱いている描写があり、そちらの美しい恋愛模様にも注目です。可愛い女の子たちが熾烈なギャンブルを繰り広げているというギャップも、この作品の魅力なのではないでしょうか。
「賭ケグルイ双」まとめ
本作は「賭ケグルイ」と同じく月刊ガンガンJOKERにて連載しているのですが、「賭ケグルイ」に負けず劣らずの人気を博している作品でもあります。やはり一番の魅力は芽亜里の豹変ぶりと、そのイケメンな性格なのではないでしょうか。
苦しい逆境に立たされた時でも、仲間を信じて敵に立ち向かっていく、芽亜里の姿に「あれ、お前ってそんな奴だったっけ」と思わずツッコミを入れたくなってしまいます。
そういったキャラクターの新しい一面を知れることはスピンオフ作品の醍醐味の1つなのかもしれませんが、「賭ケグルイ双」においてはそれが顕著に出ている気がします。
「賭ケグルイ」時代とは一味も二味も違う芽亜里の活躍を、ぜひLINE漫画にてお楽しみください。
この記事を書いたライター テラ別府 |