LINE はすでに新時代のソーシャルメディアに!?

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LINE はもっとも革新的な企業へ

日本発のアプリである LINE はアメリカで発行されている、最新のビジネスを中心に作成されているビジネス雑誌である『 FAST COMPANY 』が発表した Most Innovative Companies 2015 ( 日本で言うところの企業ランキング )のソーシャルメディア界で“ もっとも革新的な企業 ”として選ばれました。

 

 

また、AppleやGoogleなどの超大手企業もノミネートされている総合部門においても、14位にランクインされました。

 

 

 

FAST COMPANY では LINE をどのように評価されている?

FAST COMPANYでは本書の中で、 LINE を媒体を超えたポップカルチャー現象と位置づけているようでした。

 

また、 LINE 強みであるスタンプについて言及しており、文章では伝わりにくい人間の感情を表現するスタンプを流行させてという印象を持っているようです。

 

さらに広告としての LINE についても紹介しており日本発のアプリがビジネスの本場でも認知されていることが伺えます。

なぜ LINE が選ばれたのか?

GoogleやApple、Alibabaなどビジネスパーソンでなくても、聞いたことがある企業が選ばれる中で、どうして LINE が選ばれたのか。

 

それは今回、昨年 Most Innovative Companies で 1位に輝いた Google を抑え、2015年の 1位に選ばれた『 Warby Parker 』にそのヒントが隠されているかも知れません。

 

 

日本では聞きなれないWarby Parkerですが、ウォートンの学生が在学中に立ち上げたアイウェア(メガネ)のオンラインショップです。

 

数ある大企業の中から選ばれた、革新的なコンテンツが『 メガネ 』とはなんとも以外です。

 

 

しかし、LINEも言ってしまえばメッセージアプリとしては後発であり、革新的なサービスは『 既読 』や『 スタンプ 』ぐらいのものです。

 

それでも革新的な企業としてなぜ LINE は選ばれたのでしょうか?

 

 

多少強引ですが、2015年の1位に選ばれたWarby Parkerとの共通点を考えてみましょう。

 

 

Warby Parkerと共通する部分とは?

  • 低価格なのにも関らずファッショナブル( LINE の場合はポップなデザイン )
  • 無店舗型のスタイルのため試着の課題をSNSと顧客体験でカバーしている( LINE の場合はメッセージアプリとしてだけでなくSNSという強み)
  • デザインから流通まで自社でやる ( LINE の場合はスタンプや企業広告を自社でやっている )

 

強引な部分もありますが、Warby Parkerとの共通点からなんとなく LINE が“ 革新的企業 ”として選ばれたのかがわかるのではないでしょうか。

 

 

LINE ユーザー自体はお金をかけずに、さまざまなサービスを受けられるという利点があり。

 

その利点と企業側の宣伝したいという意図がガッチリとかみ合っているため、ほとんどのサービスを無料で楽しむことができるようになっています。

 

 

また、そういったサービスを背景に『 5億人 』を超えるユーザー数を誇っていることも、Most Innovative Companiesで選ばれた理由のひとつかも知れませんね。

 

 

世界的にも知名度が高くなった LINE から益々目が離せませんね!

 

益田の笑顔アイコンこの記事を書いたライター
益田マスター